東北女子大学

「2019年度児童学科卒業論文発表会」を開催しました。

令和2年2月5日(水)に、4年次による「児童学科卒業論文発表会」が行われました。

日時:令和2年2月5日(水)9:00〜15:25
会場:420、412、504講義室

新しい時代に求められる現代的課題とその可能性等

児童学科では「学びの精神を生活に活かせ」を合言葉に、日々の教育研究活動に取り組んできました。

自らの研究テーマを見つけ、そのテーマと向き合ってきた4年間の42名の卒業論文発表会・集大成です。

論文の本質は「どのように生きるか」を問うことであり、「アイデンティティ」に関わることです。論文作成はこのことに関する自分との対話です。人生観・職業観・教育観などが基盤となります。


佐藤香紫「校歌に関する一考察」―青森県を中心として―

在学中は『歌わされる歌』ですが、「卒業後は『歌ってみたくなる歌』と変わりがちです。幼かりし時に受けた『学校と地域の教育』を、時には冷静に、時には感傷的に捉えることができるようになるからでしょう。それはその人が新たな社会で努力してきた成長の証ではないでしょうか。

(指導教員:石戸谷 繁)

※この画像は当該ページに限って東奥日報社が利用を許諾したものです

「東奥日報 2020年2月7日掲載」第45215号 / 東奥日報社提供
弘前 小学校全35校 校歌8割に「岩木山」 生活、教育と深い関わり
佐藤さん(東北女子大学)卒論


<抜粋>
東北女子大学(弘前市)4年佐藤香紫さんは弘前市内の小学校全35校の校歌を歌詞、曲両面から多角的に分析して卒業論文にまとめ5日、発表した。歌詞中の単語を調べたところ「岩木山」が全体の8割でつかわれていることが分かり、佐藤さんは「いかに岩木山が人々に地域の人々にとって大切なものかが分かる」とまとめている。

(外崎英明/東奥日報社)

加藤愛理「プログラミング実践の一考察」

これからの時代を生きていくためには、論理的な思考力を高める必要性があり、2020年度からプログラミング教育が全面実施することになりました。そこで小学校教育において、プログラミンング教育の実践ついて考察しました。

(指導教員:花田 裕)

佐藤絢音「アダプテッド・スポーツの現状と課題」

年齢や性別、また、障害の有無や健常にかかわらず、生涯にわたって楽しめる「アダプテッド・スポーツ」の現状と課題について、関連文献の考証と活動実践を通して考察しました。

(指導教員:大島 義晴)

付:「アダプテッド・スポーツ」のコンセプトは、スポーツに合わせて身体能力を高めたり鍛えたりしていくのではなく、スポーツを人間に合わせてスポーツを考えていくのが障害者スポーツの基本概念です。

(岩井康賴)

伊藤麻里子「少人数制を生かした学校教育の可能性」

へき地・小規模校の特性は、今後目指すべき理念や新しい時代に求められる課題に対応した先進的な内容を含んでいます。へき地・小規模の活動を考察し、これからの学校教育の可能性を探りました。

(指導教員:花田 裕)

野口結菜「自閉症児に対する自立支援について」

自閉スペクトラム症の子どもに対する自立支援のあり方について考察し、集団適応を促すための取り組みや家庭・学校での支援や連携について考察しました。

(指導教員:齋藤 雅俊)

工藤夏葵「万葉人が愛した花鳥に関する一考察」

「なぜだろう」「ふしぎだな」「〜ではないか」。好奇心と仮説をもとに、自分なりの答えを導き出そうと分析・検証していく、夏葵さんの研究態度に頼もしさを感じています。

(指導教員:船水 周)


総論

今年の卒業論文は新しい時代に求められる現代的課題も多かったことが特徴の一つと言えると思います。

大学を卒業しても、日常生活すべてが学びの場です。毎日のひとつひとつに思いを込め向き合って行ってください。生きていく日常が楽しくなります。

研究発表後には1、2、3年生からの質問に対応する学生の姿に成長を感じた発表会でした。学生にとっても貴重な体験となりました。

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