東北女子大学

学長メッセージ

人との出会いは,たからもの

 東北女子大学は,1969年(昭和44年)に家政系4年制の女子大学として、仙台以北では他に先駆けて設置された伝統ある大学です。そして,本年,東北女子大学は創立50周年を迎えます。
 本学の教育の源流は,学園創設に多大な貢献をされた柴田やす先生の女性の地位向上と社会貢献を目指した女子教育にあります。この教育目標を具現化するために,本学は,「教育即生活」を建学の精神として,人間資質の向上と高い専門的知識と技能の修得を目指しています。この精神は,「学問は、生きていく上で、必要な事を学ぶからこそ意義がある」ことに通ずるものがあるのではないでしょうか。
 本学は,健康栄養学科と児童学科の2つの学科で構成されています。
 健康栄養学科は,これまでの「家政学科」を改称し「管理栄養士養成施設」として2015年に設置された学科です。この学科では,生涯にわたり活力ある生活を過ごすための健康課題を「食」の領域から探求し,「食生活」の今日的課題である食と健康・病・運動等に関わる専門家として社会に貢献できる人材を養成します。そして,健康栄養学科は,昨年度第1期の卒業生を無事送り出すことができました。第1期卒業生の管理栄養士国家試験は,32名受験で全員が合格という結果でした。私学の養成施設でこの合格率は他に類を見ない快挙と言えます。これも少人数制をとる本学の学生と教員の固いチームワークの賜です。
 また,児童学科は,「子ども教育」のプロフェッショナルを養成する学科です。心身ともに大きく変化・成長する時期の子どもの教育はとても大事です。人間教育の原点がここにあると言っても過言ではありません。それは,この時期の教育が生涯にわたり学び・学習活動を続けていくための大切な土台づくりを担っているからです。そして,子どもの教育に携わる者に求められるのは,教育者としての「豊かな人間力」です。もちろん子どもを指導するための知識と技術を身につけることは教育者としての必須条件です。本学児童学科では,建学の精神に基づいた教育プログラムにより,教育者としての人間力を学生の皆さんに培って頂き,社会への一歩を踏み出す支援をいたします。
 将来,管理栄養士(国家資格)・栄養教諭・家庭科教員等を目指す人,また,子どもが好きで小学校教諭・幼稚園教諭・保育士等を目指す人,東北女子大学で夢の実現に向け,私たちと一緒に時を重ねてみませんか。本学での出会いが皆さんの宝物になるよう熱意を持って支援します。

東北女子大学  学長  大島 義晴

これからの教育はどうあるべきか? ―建学の精神を胸に―

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